自然素材と職人技で叶える“特別なふつう”の住まい《イナフハウス》

吹き抜けから光が降り注ぐLDK
大きく開いた吹き抜けが、明るく開放的なリビングを演出。
床には無垢のナラ材、リビング天井やキッチン収納にはシナ材合板を使用し、自然素材の温もりを感じられる空間に仕上げました。
細部まで工夫を凝らした造作は、シンプルながらも丁寧な造作が随所に光ります。
シナ合板を用いた家具や建具は、空間に統一感と柔らかさを与え、既製品にはない味わいを演出。
さらに、板と板の接合部分には「ダボ栓仕上げ」を施すことで、クギやネジといった金物を見せず、美しく端正な印象に仕上げました。
キッチンカウンターも、一枚板のように見える工夫を凝らし、日常の中で自然素材の表情を楽しめるデザインとなっています。


2階ホールのヌックベンチ
東向きの大きなピクチャーウインドウから田園風景を望むベンチを設置。
1階と2階の間でのコミュニケーションも捗る空間になっております。
家族が自然と集まり、会話や読書を楽しめる居心地の良いスペースです。
吹き抜けから家事をしている様子も見ることができます。
ディテールに宿る快適さ
細部の納まりにもこだわりました。
収納棚は、可動棚のレールを壁に埋め込むことでフラットな仕上がりとし、見た目のすっきり感を実現。
リビングの吹き抜けに渡した梁には照明レールを埋め込み、機能性を保ちながらも空間全体をスマートに演出しています。
また、玄関とリビングに面して中庭を設けることで、邸内にやわらかな光と開放感を取り込み、視線が抜ける心地よい空間を叶えました。


現場からの声
大工 山本一貴さん(NEUBAU)
「シナ材を現代風にアレンジしたり、金物を隠す伝統的な手法を取り入れたり。造作の自由度が高く、つくり手としても心躍る現場でした。」
現場監督 酒口大聖さん(コウテイハウス)
「建築家の図面をどう具現化するか、職人さんと何度も相談しながら進めました。ミリ単位での調整や即興的な判断も多く、大変でしたが、それ以上にやりがいを感じました。」
規格住宅でありながら、オーダーメイドのように自由度が高いのがイナフハウスの魅力です。
細部まで丁寧に造作し、家族の暮らしに寄り添う空間を実現しました。